●青春小説の代名詞になっているともいえる、あさのあつこさんが参加●変り種の小説も2・3本入っているものの、基本的には、卒業という言葉に喚起される素直に胸を打つ優しいお話が多い。が、作家の色がそれぞれまったくちがうので、バリエーション豊かなものにしあがっている。
学校に、宝物に、忘れられない記憶に……大切な何かにさよならを告げて旅立つ日は、誰にでも訪れる。そんな“卒業”をテーマに、あさのあつこ、川端裕人、草野たき、坂木司、しまおまほ、小路幸也、関口尚、藤谷治、宮下奈都、吉川トリコといった豪華執筆陣が、様々な瞬間を切り取る物語集。
新潮社R-18文学賞出身で原作のドラマかも相次いでいる吉川トリコさんをはじめ、まさに旬の、いま注目を浴びている新進作家たち(坂木司さん、関口尚さん、宮下奈都さん、草野たきさん)、『バッテリー』で児童文学の枠を超え、いま大注目のあさのあつこさん、安定した実力をもつ中堅作家の川端裕人さん、小路幸也さん、藤谷治さん、そして漫画家のしまおまほさんが小説に挑戦!