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この美しい45カラットのブルーダイヤモンドは、数世紀ものあいだ、多くの者たちを惹きつけてきた――だが、このダイヤに関わった者にもたらされるのは、災い以外のなにものでもない。ダイヤが発見された当初からそうだった。これは呪いだろうか? あるいは、もっと邪悪ななにかが関わっているのだろうか? それを見極めるのは、あなた自身だ。

伝説によると、ホープ・ダイヤモンドは、ヒンドゥー教の像の額にはめられていた石だという。これを盗んだ僧侶は、盗難の罪により拷問されたといわれている。その後、ダイヤがふたたび現れたのは1642年。フランス人商人のジャン・バティスト・タヴェルニエが入手したが、彼はたいして儲けられなかったばかりか、狂犬病にかかった犬の集団に襲われて八つ裂きにされてしまった。ダイヤはフランス王ルイ16世と妻マリー・アントワネットの手にわたったが、このふたりは、フランス革命の最中にギロチンで首を切られた。それからしばらく姿を消したダイヤは、オランダ人のダイヤ研磨工ウィルヘルム・ファルスによってカットされた―おそらく、ダイヤの正体を隠すためだったのだろう。だが、ダイヤは彼の息子ヘンドリックに盗まれ、ウィルヘムは悲しみに暮れたまま亡くなった。ヘンドリックは、のちに自殺をとげた。

1830年、イギリス人の富豪銀行家ヘンリー・フィリップ・ホープがダイヤを入手し、これを「ホープ・ダイヤモンド」と名づけた。ヘンリーはひとり息子を失い、ダイヤは甥に相続された。だが、この甥は銃撃事件で片足を失ったのちに破産。借金返済のため、ホープ一族はダイヤを売却した。

ダイヤが人手にわたるたびに、所有者は狂気、自殺、殺人、溺死、首切り、事故に遭遇している。ところが、自分なら災難にあわないだろうと考えた者がいた。ワシントンポスト社の女性相続人、エヴェリン・ウォルシュ・マクリーンである。1911年、エヴェリンはピエール・カルティエからダイヤを購入した。それからまもなく、交通事故で息子を亡くし、夫に離婚され、この元夫に一家の財産を使いつくされてしまった(彼は、のちに精神病院で死亡)。おまけに、薬物の過剰摂取によって娘まで亡くした。そしてエヴェリン自身は、亡くなる前に、一家が所有する新聞社を売却せざるをえなくなったのである。

こうして、ダイヤはマクリーン家からハリー・ウィンストンに売却され、1958年、この宝石商によってスミソニアン博物館に寄贈された。ダイヤを博物館に運んだ配達夫ジェイムズ・トッドは、トラック事故で左脚をつぶされ、別の自動車事故で頭を負傷し、火事で家を失った。

こうした災難はすべて、ヒンドゥーの呪いだろうか? もっと理論的な理由で起こったのだろうか?

いくつかの可能性が考えられる。

偶然。悪いことが重なった。ダイヤモンドとは無関係である。

陰謀。こうした「事故」がすべて事故でなく・・・・・・事故にみせかけた殺人だとしたら? ホープ・ダイヤモンドの所有者たちについて、よく調査してみよう。とくに、フランス王室、イギリス人の銀行家一族、アメリカの新聞王一族に関する、興味深い事実が浮かびあがるはずだ―彼らは遠い親戚同士なのだ。わが家では、家族がケンカをしたときはお互いを無視するようになる。だが、ほかの家ではどうだろう。火を放ったり、飲みものに毒をいれたり、刺しちがえたりする一族もいるだろう。守りとおさねばならない秘密―大きな秘密を持った一族もいるのだ。

異星人が関与している。じつは、ホープ・ダイヤモンドはダイヤモンドでなく、異次元への入口なのかもしれない。異星人がこのダイヤを通って地球に侵入し、災いをもたらしているのだろうか?

呪い? わたしは、呪い以上のなにかがあると考えている。でも、ヒンドゥ教の像の呪いだと信じる人たちがいても、わたしは構わない。ここは自由の国なのだ・・・・・・建前上は。


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